3ヶ月に一度の特番の季節は連ドラもなく、バラエティの特番はそれほど好きでないので、
テレビ欄のチェックも甘くなり、ついつい番組を見逃しがちになるのだが、
延々と番宣されればいやでも見てしまう番組というのはあるモノで・・・


白線流しが連続ドラマとしてテレビ放映されていたのは10年前なのでちょうど大学一年生の頃だった。
当時は酒井美紀も旬だったし、長瀬はTOKIOはついにCDデビューを果たしたような頃、
TPDとかもそこそこ知られていて遊井亮子とかもまあまあ知られていたと思う。
あとはデビュー間もない頃の柏原とか中村竜とか京野ことみとか色の付いていない若者を集めて
ピュアな青春ドラマ、さらにスピッツの主題歌。当時の自分は結構熱心に見ていたと思う。


その後の数年に一度の特番でもちょうど自分が年を重ねていくのに合わせて
ドラマの中の設定も年月を重ねていたために、なんとなくきになるドラマとしてありつづけたのだが
ついに特番も終わりで最終章を迎えるという。まあ、これ以上続けてもなんか
ホームドラマみたいになっちゃいそうだし、かといって家族を持たない設定とか
不倫ドラマみたいにもしたくないだろう。と


でもって録画してみたんだけれども、、、
最終章っていうにはうーんなんか釈然としない終わり方だった。
渉(長瀬)は園子(酒井)以外の人と結婚して(籍は入れられていなかったけど)、
園子は長谷部(柏原)との結婚を決意するが破棄。
渉の奥さんが死んでしまって、園子のところにやってくる・・・
ってかんじなんだけど、妻の死に悲しむ渉を優しく包み込むってかんじで終わり。
まあその後は想像にお任せしますってことなんだろうけど、話として続けられそう。
何年かして白線流し復活って可能性を残したような最終章だった。


そして雑感としては、なんか韓流っぽかった。障害を乗り越えながら10年たってもお互いを
想い合ってるあたりが「うん、冬ソナ???」
まあ、よくわからない純愛ブームとやらを意識したのかな。
そろそろ新しい波が来てもいいと思うんだけど。結論見えててつまらないし、心の揺れ動き方もワンパターンだと思う。
そのまま長谷部と園子が一緒になってたら、
ある意味より複雑な心理描写が必要になっておもしろかったと思うのですが。