コマトマ問題決着だけど・・・

コマトマ問題に関して高野連の裁定が下った。結論はチームに警告、部長に謹慎、夏の大会の結果や秋季大会参加に関してはおとがめ無し。
そしてマスコミは、がんばった選手の努力が無駄にならなかったと言って「良かった良かった」の風潮が目立つ。
選手に罪はない・・・確かにそうだけど、選手の喫煙問題など大抵はレギュラーになれなかった
選手のストレスが暴発しているケースも多々あると聞く。
死ぬほどがんばってレギュラーを勝ち取った選手と補欠の選手の連帯責任は今まで問うてきたよな。
今年の大会の明徳だって同じでしょ。と言う思いは拭いきれない。


何が一番引っかかるかといえば、この問題が夏の大会の前に発覚したら、いや優勝しなかったとしたら、
コマトマは秋季大会に参加出来たのだろうか???
答えはNOじゃないかと思うのである。コマトマが2連覇を果たすというきわめてドラマチックな結末で
終わった大会を否定する勇気がないだけの話で、今回の問題が部長だったから生徒に罪はないなんてのは
巧い逃げ道があったとしかいいようがない。
指導者・管理者という立場の人間に対して、連帯責任を問わないのであれば
今後選手が問題を起こしたとしても、暴力や喫煙などの当該生徒の出場停止となり
チーム全体はおとがめ無しとの裁定が下るべきである。


そういう前例として今回の問題が取り上げられていくのであれば、釈然としない気持ちは残るものの
まあ許せる結果ではないかと思う。まあこれで優勝無しにしたら負けたて悔し涙を流したチームは
やってられんよな。。。