日航機墜落から20年

今日でJAL123便が御巣鷹山に墜落して20年が経過した。
20年前僕は小学生で家族と共に浜名湖を旅行している最中で、
朝起きてつけたニュースにビックリしたことを覚えている。

今日フジテレビではドキュメンタリー風なドラマを放映していた。
このドラマのCMは何度も目にしていたのだが、ドラマにしてしまうのかーとの思いで
今日もザッピングするまでは見る気がなかったのだが。


山崎豊子の「沈まぬ太陽」第3編は日航ジャンボ墜落を題材としており
読んだ際には非常に衝撃が走った。凄惨な現場、そこでのやり取り、飛行機が落ちる直前の
お父さんから家族へあてた遺書などなど。
そういったものを読んでしまうとドラマでどんなものを作るのだろうかと
思っていたのだがどちらかというとドキュメンタリーチックで回想シーンがドラマ化されている
といった内容だった。
件の遺書も登場していた。活字で見ていたものが、現物(?)が持つ文字の震えを映像として
目にする事で、より強く心に残ることになると思う。


スペースシャトルディスカバリーは耐熱タイルがが膨らんだ故障を持ったまま
無事に地球に帰還した。
NASAはリスクは1.4%と言っていたが、1.4%ってけっこうな確率ではないだろうか?落ちてもいいやって思ってるのかなと何度か考えた。
NASAは政府機関、JALも政府に守られた御用企業。
NASAは新しい宇宙船の開発に躍起になっているらしいので、もうシャトルをとばしたくないから
事故が起きたらもうとばさなくて良いかもとか思っていたんじゃないか。とか
JALも沈まぬ太陽の組合話なんかがいまもまだ残っているのだとしたら
一定の事故・リスクの発生が労働条件改善の交渉材料として使われているんじゃないか、
それによる価格値上げを国交省に認めさせる。なんてシナリオがあったとしてもおかしくない。
なんて疑心暗鬼にもなったりする。まあそんな真実は仮にあったとしても
自分のような小市民は一生知ることはないんだろうけど。


NASA関連はダンブラウンのデセプションポイントでも取扱いがあるのでまた今度改めて。