愛・地球博訪問

実家に帰ってきた。いつも自分が寝ている部屋のエアコンが壊れたらしいので
しょうがないので他の部屋で寝る。難点は犬も近くにいるので音楽聞いて寝たりとか
そういうことが出来ない。


実家は名古屋市の東の果てにあるので、実は万博会場がそこそこ近い場所にある。
ということで、愛知万博に行くことになった。
もちろん、朝一でゲートに並ぶようなことはしない。急に行くことになったので
サツキとメイの家とか事前予約は何も出来ない。


ともかくTOYOTAは14時に整理券を配るらしいということと、HITACHIは最後の方は単純に並んで入場すると言うことだけを把握して万博会場へ行った。
しかしながら到着して企業パビリオン付近に行くと、既にTOYOTAの整理券は枚数に達したとのことだった。
後から聞いた話では12時前には枚数に達していたらしい。流石人気パビリオン。
HITACHIは3時間待ちとかいう状況で、押井守がプロデュースした「夢見る山」の
整理券が16時から配布されることを聞いて、外国パビリオンに向かった。


目指すは一部の間では日本館よりいいというロシアのマンモス見物。
手前のウクライナを素通りのような形で見学してロシア館へ。
内容としてはマンモスと、宇宙船など。ま、手頃な待ち時間で見れたので良かったが
マンモスってちっちゃい。象とは比べものにならない。こんな情報は
なにかしらの形で知ってはいたものの骨格模型を見ると実感することが出来る。
しかしながら展示の解説が英語だらけなのでユーザビリティは低いかな〜


そしてイギリス館へ。イギリス館は自然に学ぶテクノロジーみたいなテーマで作られていて
鮫肌の話とか、イモリとかの動きとか、蜂巣構造とか複眼とか、
松ぼっくりが温度で傘を開いたり閉じたりする特性から生まれた新技術が
展示されていた。
展示のテーマは多分良いと思うんだけど、展示のちょっとしたアトラクションが
展示内容となんの関連もないので、子供たちの心にどのように残るんだろうかと
ちょっと不安。


そして我が愛すべきポルトガルにも入館。内容としては対して面白くない。
でも映像とか懐かしいし、コルクが特産というのはよく分かる内容。
あとは日本語とポルトガルのよく似た表現がBGMで流れていて面白かった。
喫茶で出ていたバカリャウのコロッケはちょっと塩気が強かったし、ナタも
ベレンのナタにはかなわないけど懐かしい味だ。ま、なによりサグレシュの缶ビールが
500円という現地の10倍近い値段で売られていたのがビックリ。


イタリアもしくはスペインにはいろうと思って歩くとドイツがなにやら込んでいる。
なぜかは知らないけど・・・
スペインもけっこう込んでいたので、結局イタリアにはいることにした。
イタリアはメインは引き上げた「踊るサテュロス」なのだが、うーん照明が
青やらオレンジやらに色々と変わってじっくり見れない。
今後イタリア外に出る可能性がないとかはどうでも良くって、解説もディスプレイも
いまいちなのが残念だと思う。
ま、冷凍マンモスのようにMovingWalkで強制終了にはならないので人の流れから外れて
ゆっくりは見たけれど照明がいまいちなので質感とかまったく伝わらない。


そして時間が来たので、企業パビリオンゾーンに戻る。
夢見る山の整理券をもらい、TOYOTA館の並んでいる状況を見に行くと
19時前に並べば最終回は見れるだろうとのこと。ということで夢見る山終了がTOYOTA行き決定。


ガスパビリオンは最低。子供だましもいいとこで、燃える氷も化学式見れば正体判明。
時間の無駄だった。
夢見る山は押井ワールドで理解に苦しむ部分はあるものの、何となくは理解出来る。
15分なので、まーわかりにくくても耐えられる。
ステージ、画面と言った概念がなく立体の中全体が画面となるあたりの試みが面白い。
ガスの後だっただけに、ちゃんと作られていると感じられるのが嬉しい。


そしてTOYOTA館へ。TOYOTA館の入り口では整理のお兄ちゃんが「見れないかもしれませんよ」
と言って通せんぼしているのが、かなりうけた。
実際はロボットが故障してしまうと19時半が最終回となって20時20分の回は
キャンセルになるので「見れないかもしれない」なのだが説明をちゃんとせずに
「見れないかもしれませんよ」と言ってしまうので無駄に観客の足が止まる。
ちゃんと説明しろよーと思いながら、結局6時半過ぎに並んで7時半の回が見れました。
さすがTOYOTA。金がかかっている。i-unitもロボットもテレビで映像として見ているので
ものすごく目新しいと言うことはないのだが、実物見ると又違うね。
ほんとにi-unitが動いているのを見ると、やっぱりのりたくなる。どうせ車買うなら
i-unitで良いんだけどな。


そして最後に帰る途中でオーストラリア館の外で行なわれていた歌のショーを見て
帰宅。つかれた、あつかった、でもまあまあ楽しめました。